5月1~3日のチェコ旅行では、ひたすら肉を食べました。チェコは内陸国なので当然海の幸に巡り合えようはずがなく、とはいえ今思い返しても食べ過ぎではないかと思う位肉を食べました。3日間で肉だけで恐らく5kg以上・・・。ロンドンに向けて帰りの飛行機に乗る頃には、必然的に半ば胸焼けに襲われていました。自分の卑しさが久々に嫌になりました。
まあそれはさておき、それでは、今回の肉料理たちの一部をご紹介したいと思います。
どどーん、まず今回の横綱から登場してもらいます。豚膝肉のロースト。巨大な塊肉が威圧的です。上部にナイフが突き刺さっているのが分かるでしょうか。これで切り分けて、食べ進めていくことになっています。皮ごと焼かれているため、その下にジューシーな脂身とプリプリのコラーゲンが隠れていてなかなかいけるのですが、最初のうちはほいほい口に運んでいても、なんせこれだけで1.2kgの量、途中から単調な味付けにも飽きが来て、徐々に嫌気が差してくるのでした。最後は格闘しているかのような状態です。でもちゃんと完食。その瞬間、自分を褒めてやりたいと思いました。
続いてこちらが大関、関脇の面々です。左側がラム膝肉のローストで、基本的には横綱が豚であったものがラムになったに過ぎません。肉質が相対的にはあっさりしていて食べやすかったです。代わって右側がダックもも肉のロースト。実はこれが今回の1番の当たりでした。ダックの脂身に旨みがぎゅっと凝縮されて、とてもジューシー。ダックは北京ダックが多くの人に好まれていますが、このように塩コショウでローストするだけでもなかなかいけます。
さて、幕内の登場です。こちらが典型的なチェコ料理、豚肉のローストのクネドリーキとザウアークラウト添えです。イギリスで言えばフィッシュ・アンド・チップスのような位置付けでしょうか、パブでよく登場するとのことです。クネドリーキというのは、この写真で肉の両脇に添えられているもの。小麦粉を使った蒸しパンで、肉まんの皮に似ているといえばイメージ湧くでしょうか。スープを絡めて食べるとそこそこいけるのですが、かなり腹にたまります。そして食べ切ると胃にもたれます。
こちらは、牛肉のグラーシュ。グラーシュといえばハンガリー料理として有名ですが、ここチェコでも定番とのこと。牛肉を玉ねぎ、パプリカと一緒に煮込んだもので、日本のビーフシチューのイメージに極めて近いです。なお、Wikipediaには「日本の味噌汁のような存在」と解説されていますが、僕はそれは間違っていると思います。立派にメインディッシュの一品でした。何はともあれ、これもなかなか美味。
ローストビーフのクリームソース。ローストビーフにサワークリームソース、クランベリージャムと生クリームが添えられています。ソースが結構いけて、ジャムも意外と合ったのですが、如何せん肉がウェルダンで固すぎる。ミディアムレアに仕上げてくれれば良かったのに。
そして最後にこちらが、ハムにポテトとガーリックをベースに作ったフライが添えられたもの。ガーリックのパンチが効いたフライ、さっくりと揚げられていて美味しかったです。
あー、腹いっぱい・・・・・・・・・。ごちそうさまでした。
すごい!5キロ!
って、あれ?3日って3x3=9回の食事が基本だよね???
脱帽。
投稿情報: hitsuji | 2009-05-19 22:51
>hitsujiさん
いやいや、さすがに1日3食が基本です。
ただ、1度に複数皿食べているので、これだけの種類をこなせたのかと。
投稿情報: Shibuya | 2009-05-20 07:03
笑、なるほど。
おつかれの胃袋その後大丈夫?おだいじにね〜。
チェスキー・クルムロフのお写真、
よかったら送ってもらえたらうれしいです、ありがとう!
投稿情報: hitsuji | 2009-05-20 08:00
>hitsujiさん
1日休ませたあとは、ピンピンしています!
写真、送るねー。
投稿情報: Shibuya | 2009-05-20 08:50
ははは。すごい食欲、スゴいお肉の量~
元気なのは、いいけで
お魚中心の方が、体には良いですよ~
あと、腹八分 笑
でも、お肉ってパワーでますよねー。
投稿情報: japaco | 2009-05-23 13:11
>japacoさん
アドバイス、ありがとうございます。
でもチェコ、魚料理ほとんど見当たらなかったんですよ。
内陸国だし・・・。
投稿情報: Shibuya | 2009-05-27 14:34